メガアーマー塗装講座

ギャラリーのメガアーマーを見て、掲示板のほうで
「僕も塗装してみようかな・・・」という人が以前、結構いましたので、
この度、初心者向けの塗装講座コーナーを作ってみました。
参考にしていただければ嬉しいです。



なお、初心者の方に分かりやすいコーナーを目指しているので、
分かりづらい所などありましたら、気軽に掲示板などでご報告下さい。
加筆修正の参考にさせていただきます。





1:用意する道具

●塗料●
塗料がなければ始まりません。
僕がオススメする塗料は、
「タミヤカラーアクリル塗料」「クレオス水性ホビーカラー」
このいずれかです。


「ラッカー系塗料」というのもありますが、これは溶剤の臭いがかなりキツい為、
換気に注意が必要になってきます。
また、ラッカー系塗料は乾きがあまりに早すぎる為、
上手く塗らないと塗膜が綺麗に仕上がりません。
そんな訳で、始めのうちは上のいずれかが一番だと思います。

それから、タミヤカラーに関してはもう一つ、
間違って「ポリカーボネート用」というのを買わないようにしましょう。
これはプラスチックに使えません。
ラベルがすげえ似ているので気をつけてください。(右がポリカーボネート用)



●筆●

模型店や画材屋へ行くと色々な筆がありますが、
とりあえず、大、中、小の3種類は用意しておきましょう。
自分でいくつか試して、合うものを選んで下さい。
何本かセットになっている物を買ってもいいかもしれません。


●皿●

塗装の際には、必ずビンからこの皿に塗料を移して使いましょう。
塗装中にビンを開けっ放しにしていると、
溶剤が飛んで塗料がどんどん濃くなっていってしまいます。


●アートナイフ●

塗料がはみ出した時に使います。
使い方は後述。


●調色スティック●

これは、塗料をかき混ぜる棒です。
反対側のサジは、塗料をビンから皿に移す時に使います。


●両面テープ&割り箸●
メガアーマーのパーツは小さくて、手で持ちながら塗装を行っていると
塗ったばかりの所に指が当たって「ギャー!」という事になりかねません。

↑この様に、割り箸にパーツを固定して作業すると、そういった失敗を防ぐ事が出来ます。






2:塗り方

次に塗り方です。
塗料はしばらく置いておくと、
分離して顔料が沈殿してしまいます。

それを、調色スティックを使って、均一になるまでかき混ぜます。
泡立てないように注意しながら混ぜましょう。

均一になったら、調色スティックのサジを使って
塗料を皿に移して準備完了です。

例として、この様なパーツの
凸モールドを塗装してみようと思います。

まず最初は、この様に
「小」の筆を使ってフチを塗っていきます。

フチを一周したら、今度は中央部分を「中」の筆で塗ります。
矢印のように、平行に塗っていくと綺麗に塗れます。

この段階ですと、まだ下地の灰色が透けて、綺麗な水色になっていませんが、
とりあえず一回乾くまで待ちましょう。
下地を完全に塗りつぶすには、少なくとも3回くらいは重ね塗りをしないといけません。
2度目、3度目を塗るときには、下の塗料を十分乾かす為に、半日〜一日くらいおいてから塗りましょう。

左から1回目、2回目、3回目です。


そしてこれが4回目、ようやく完全な水色に出来ました。





3:「隠ぺい力」について

↑で説明しましたが、下地を完全に塗りつぶして、
その塗料本来の色にするには、何回か重ね塗りしないといけません。
その際、少ない回数で済む色を「隠ぺい力が強い」
何回も塗らなければいけない色を「隠ぺい力が弱い」といいます。


これは両方とも1回目なのですが、見ていただいて分かるでしょうか?
水色の方が下地が透けている事が。

隠ぺい力の強さは、色の明るさによって決まります。
白や黄色の様に明るい色は、何度も塗らないと下地が透けてしまいますが、
黒や青の様に暗い色は、大抵2回くらいで簡単に隠ぺい出来ます。
覚えておきましょう。


で、ここから先が大事な事なのですが、
重ね塗りしなければいけない回数は、下地の色にも影響されます。

見てください、赤い塗料を黒とグレーのパーツにそれぞれ塗ってみた所です。
(左が1回目、右が3回目です。)
下地がグレーの右側のパーツは、3回の塗装でほぼ完全に塗りつぶせましたが、
右側の黒いパーツは、3回塗ってもまだ下地が透けています。
黒というのは極端な例ですが、濃い青や緑などといった色でも、このような事は起きます。
そういうパーツは、何度も重ね塗りしなければいけないので、塗装面が汚くなりがちです。
一回一回の塗りを特に綺麗にやるように気をつけましょう。



で、最悪のパターンとして例を挙げますが・・・
フォルテは、黒いパーツの上から黄色を塗るハメになります。
また、テングマンにも黒の上から白を塗らされるところが多少あります。
こういった「最悪のパターン」に関しては、筆塗りで綺麗にやるのはかなり難しいです。

こういう場合は筆塗りではなく、マスキングしてスプレーでやった方がいいかもしれません。
スプレー塗装の具体的な手順は、後日掲載しようと思うので、とりあえず今回は割愛します。





4:はみ出したら・・・

覚えておくと便利なのがこのテクニックです。
●「リタッチ」をする●
はみ出した部分を塗りつぶしてしまうやり方です。
まずは十分に乾かしましょう。
乾かないうちにリタッチをしてしまうと、
塗料が溶けて、混ざってしまう事があります。

「小」か「極小」の筆を使って塗りつぶします。


何度もやると、その部分だけ塗膜が厚くなってしまうので、
リタッチは1回で終わらせたほうが良いです。

画像のように、塗装部分が隣接している所で有効なテクニックです。
ただし、どうしても跡は残ってしまうので、
常にはみ出さない様、気をつけましょう。


●削り取る●
こちらは下地が無塗装でないと使えませんが、
塗料が完全に乾くのを待たなくていいので、
リタッチよりも手軽なやり方です。

ただし、塗ってすぐやって良いという訳ではありません。
30分〜1時間くらい待って、
半乾きくらいの状態にしないといけません。

アートナイフの刃を寝かせて、塗膜をなでる様に削り取ります。
力を入れすぎると、プラを傷つけてしまうので
気を付けて下さい。

「カッターで代用」というのは、あまりやらない方がいいと思います、難しいですから。

削り終わった所です。
画像では分からないですが、
やはり多少の傷はどうしても付いてしまいます。
はみ出しには十分注意しましょうね。





5:塗れないパーツ

メガアーマーを構成するパーツの中には、
塗装が出来ない素材で成形されている物があります。
見分け方は簡単です、
ランナーを折り曲げて簡単に曲がるパーツです。

この軟質樹脂は、ゼロのビームサーベルや、
共通パーツの手首などに使われています。
間違って塗ってしまわないよう、気をつけましょう。










いかがでしたでしょうか、メガアーマー塗装講座。
とりあえず基本的な所はこんな感じですね。

皆さんも頑張って、メガアーマーを完全なゲーム中の姿にしてみて下さい!


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